子供向け英語学習

素敵な英語の絵本25選【英語学習タイプ別の学習方法も紹介!】

どうやったらお子さんの英語学習が効率よくできるだろう?そんなお悩みをお持ちの方に、今回は学習の3つのタイプとタイプに合った勉強方法をご紹介します!

幼い時に英語を学ぶメリット

子どもの成長は3歳から9歳でピークを迎えると言われています。3歳だと想像力が豊かでゲームをして遊ぶのが好きです。9歳に近づいてくると新しいものを探求するようになり、独立心が増してきます。

だからこそ、この時期に英語を学ぶのに向いています。大人になると英語を学ぶのはもっと大変になりますが、3歳から9歳の間の子どもたちならスポンジのようにどんどん英語を吸収できます。幼い頃に英語を学ぶメリットですね。ですが、子どもたちのタイプに合ったアプローチの仕方を選択することが重要になります。

学び方のタイプ別:英語の学習方法

人間の学習タイプは3つに分けられます。学習を始める前にお子さんの学習タイプがどれに属するのかを理解することで効率的に学習を進めることができます。もちろん1つのタイプだけでなく、2つのタイプに向いている子もいます。そして絶対にそのタイプの勉強法にしなければならないわけではないというのも重要なポイントです。

学習のタイプは3通り

  1. Visual:視覚派(65%の人は視覚派。)
  2. Auditory:聴覚派(30%の人は聴覚派。)
  3. Kinesthetic:体感派(体感派は5%程度。)

お子さんがどのタイプなのかがわかればお家での学習方法に適したものを選びやすくなります。最初はお子さんのタイプに一番合った学習法を取り入れて、興味を持ってくれたら他のタイプの学習方法を取り入れるなど自由に組み合わせられます。

学習タイプはどうやって見分ける?

学習タイプを見分ける方法です。参考にして判断してみてくださいね。

視覚派
綺麗な色や動きを見ることが好き。絵を描くのが好き。新しいことを学ぶときは、やってみせて!とよく言う。新しい作業をやるときは他の人がやっているのを見てからやる。

聴覚派
音楽が好き。聴いた曲から言葉を覚える。耳で聞いた情報を処理するのが得意。わからないことがあっても、もう一度言ってと聞き返す。大きな声で読むことを好む。誰かに本を読んでもらうのが好き。

体感派
触らせて!とよく言う。ブロックを好む。それが何かを学ぶために物をバラバラにする。絵を描くよりも粘土で遊ぶのを好む。

タイプ別勉強方法

視覚派の勉強方法
絵やグラフなどを用いて勉強する。絵本を読む。絵を描くことも有効なので、今何を学んでいるのか視覚的に表現できるよう絵が描ける道具を用意しておく。

聴覚派の勉強方法
読み聞かせしてもらう。オーディオブックを聴く、発音のゲームをしたり歌を歌う。
聞こえたものについて話すことも良い。

体感派の勉強方法
体を動かすゲームをする。本の中の動物(登場人物など)のモノマネをする。飛び出す絵本を使う。英語のスペルを学ぶときはアルファベットの形をしたブロックを使って覚える。折り目のある紙に、様々なサイズの鉛筆やペンから選んで書いてもらう。

絵本は3つのどのタイプでも対応できる素晴らしい勉強ツールなんです。視覚派の子には特に絵がカラフルなものを選ぶ。聴覚派の子には音声付きのものを選ぶか、読み聞かせをしてあげる。体感派は絵本に出てきたもののモノマネをして遊んだりすること、飛び出す絵本などの仕掛けがついた絵本でより学習効果が高まります。お子さんのそれぞれのタイプに合わせて、活用してみてください。

英語も学べるおすすめの絵本

Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?

韻を踏んだ質問と答えがテンポ良く展開するので読んでいて楽しい本。動物の色使いも美しく子どもの色彩感覚を育てることもできそう。こちらは日本語と英語が両方載っているので2ヶ国語の学習に役立ちますね。

Dear Zoo

ペットが飼いたいからと動物園に手紙を書くといろんな動物が送られてきます。
ペットが入っている箱をめくって開けるような仕掛けになっているので楽しく読むことができますよ。

The Very Hungry Caterpillar

世界的に有名なはらぺこあおむしです。色鮮やかで綺麗な絵本。本の中に仕掛けもありますしCDも売られていたりと充実しています。

The Story of Ferdinand

あなたはあなたのままでいいんだよ!という素敵なメッセージが込められた絵本。

Caps for Sale

サルと帽子屋さんのやりとりがとっても楽しいです。繰り返し出てくる言葉で子供たちも楽しく読めると思います。

Madeline

パリの寄宿舎で暮らす12人の中で一番小さい女の子がマドレーヌ。パリが舞台なのでお子さんに英語だけでなくフランス語にも親しんでもらえるチャンスです。

The Poky Little Puppy

昔から何世代にもわたって親しまれている本。出産祝いにもオススメ。

Rosie’s Walk

めんどりのRosieを狐が狙っているのにRosieは気づかずに歩き続けるという設定。気づかないRosieが本当に面白い。

The Little Red Hen

絵が素敵です。動物たちがたくさん出てくるので動物の名前を覚えるのにも最適!

The Tiger Who Came to Tea

トラが突然ソフィーの家に現れる!というすごい設定。お母さんも動じないところがすごい。

HARRY the Dirty Dog

50年以上愛されている名作。ハリーがとにかく可愛い!

The Giving Tree

無償の愛とは?永遠のテーマについて深く考えさせられる絵本。

Millions of Cats

たくさんの猫が登場します。モノクロの絵に手書きの文字が印象的な絵本。

Corduroy

くまさんがボタンを探す旅に出る物語。心が温まります。

Where the Wild Things Are

絵がとても素敵で想像の世界にどんどん引き込まれます。大人も楽しめる絵本。

Mr.Tickle

丸くて小さくて手がどこまでも伸びるMr.Tickleがとても可愛い。
シリーズもので他にもたくさんのキャラクターがいます。可愛らしい見た目の本ですが、文字は結構多めです。読み聞かせにも最適です。

Amelia Bedelia

Ameliaの勘違いが面白く、英語の表現も学べる良書。カラフルで綺麗な絵がたくさん載っているので絵本の世界に引き込まれます。

Meg and Mog

メグは魔女でモグは猫という仲良しコンビのお話。カラフルで楽しい。

What Do People Do All Day?

絵が可愛いだけでなく、英語の表現も学べるので大人の英語学習者にもおすすめ!

miffy

日本でも大人気のミッフィ。親しみやすい絵本です。

Curious George’s

好奇心旺盛でとても知りたがり屋のジョージと一緒に学べる絵本。色彩が綺麗です。

The Chocolate Touch

触ったものをチョコに変えられるという魔法の力を得たというお話!

A Fish Out of Water

わかりやすいストーリーで英語を学び始めたお子さんにもぴったり。

Blueberries for Sal

美しい絵とのんびりとした展開で楽しませてくれる絵本。

Swimmy

教科書にも載っている有名な絵本。
こちらは和英両方記載されています。日本語訳は谷川俊太郎さん。

いかがでしたか?
たくさんの名作絵本がありますので気になったものから読んでみるといいですね。
お子さんのタイプを観察しつつ、お好みの絵本を見つけてください。

英語の歌を取り入れることも3つの学習タイプそれぞれにアプローチできます。英語の歌についての記事は以下をご覧ください。

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