小学生のお子さんの英語学習で、発音を効率的に学習する方法があります。それが早口言葉です。英語ではtongue twisterと呼ばれています。
tongue→舌 twister→ねじれるという意味ですね。
初めて英語を発音するときはその速さについていけずなかなか苦労するものです。
英語の早口言葉
まず、“She sells seashells by the seashore” と早口で言ってみてください。早口言葉で全ての言葉を発音するのってとても難しいとわかると思います。
今回は英語の発音を効果的に練習するために、早口言葉を使うことをまとめていきます。
早口言葉は、英語で、もちろん日本語でも、子供たちの遊びとして浸透していますよね。早口言葉で遊んだことがある方もたくさんいると思います。早口言葉を英語で練習することで英語の発音も上達するとしたら、楽しく英語が続けられそうですよね。
早口言葉の効能
早口言葉は音の似た言葉がたくさん並べられています。例えば上で紹介した“She sells seashells by the seashore” ですが、SheとSeaだったりsellsとshellsのように2つの組み合わせで構成されています。英語の世界ではsとshの音の違いが大きな違いを生みます。例えばseat(座席)とsheet(シート)だと意味が大きく違ってしまいます。この発音の違いがうまく言えないと、意味が違って伝わってしまうという困った状況になることもありますね。
でも、早口言葉を練習することで、日本人には難しい英語で重要な発音の違いを習得することができますよ。
英語の早口言葉を何度も練習することで英語の発音に慣れて最初は言い辛かった言葉もスムーズに発音できるようになりますし、発音の練習をしながら単語も一緒に覚えることができます。楽しくゲーム感覚でできるので続けやすいのも嬉しいポイントです。
短いものを選んだので小さなお子さんにもおすすめです。もちろん大人の方も小手調べに挑戦してみてはいかがでしょうか!?親子で早口言葉対決というのも楽しそうですね。
それぞれ3回ずつ言ってみましょう!
早口言葉10選
Clean clams crammed in clean cans.
意味:綺麗な(汚れていないという意味)貝が綺麗な間にぎゅうぎゅうに詰められた。
crammed inはぎゅうぎゅうに詰めるという意味。
塾は英語でcram schoolとも言われ、詰め込んで勉強すると言うイメージです。
Eddie edited it
意味:エディがそれを編集しました。
日本人にはedited(編集した)の部分がとても言いにくいのではないでしょうか!?
You know New York, you need New York, you know you need unique New York
意味:君はニューヨークを知っている。君はニューヨークが必要だ。君はユニークなニューヨークが必要だと知っている。
Can you can a can as a canner can can a can?
意味:缶詰業者が缶を缶詰にするように缶を缶詰にすることができますか?
とにかくcanがたくさん出てきます。
助動詞のcan「〜できる」
動詞のcan「〜を缶詰にする」
名詞のcan「缶」
この際に全て覚えてしまいましょう。
Stupid superstition!
意味:馬鹿げた迷信!
Pirates Private Property
意味:海賊の私有財産
Four furious friends fought for the phone.
意味:4人の怒り狂った友達が電話のために争った。
foughtはfight「戦う」の過去形
fight forで「〜のために争う」と言う意味になります
I wish to wash my Irish wristwatch
意味:私のアイルランドの腕時計を洗いたい。
wish to「〜したいと願う」
I scream, you scream, we all scream for ice cream
意味:私は叫ぶ。君は叫ぶ。私たちは皆アイスクリームを求めて叫ぶ。
I screamとice creamはどちらともアイスクリームと言う発音なのでよく並べて使われています。
I saw Susie sitting in a shoeshine shop
意味:スージーが靴磨き店で座っていたのを見た。
shoeshineは「靴磨き」
最後に
いかがでしたでしょうか?
簡単ですぐに言えたものも、難しくてなかなか言えなかったものも繰り返し練習するともっともっと発音が上手になります。
暇な時、移動中、お風呂に入っている時、寝る前などなど少し時間がある時に練習することで英語は上達していきます。チリも積もれば・・・です。英語の勉強しなくちゃ!と気負わず気楽に続けてみてくださいね。
早口言葉を使って楽しく英語口になるように特訓してみましょう。