大人が英語を上達させる方法は色々あります。映画を見る、本を読む、音楽を聴く・・・
それでは子どもたちが英語を上達させるにはどうしたらいいでしょうか?
家でお子さんに英語を教えたいなぁと考えている方は多いですが、どこから始めればいいのだろうと悩んでいる方も多いと思います。
まだ自分の英語力が高くないから・・・なんて心配もいりません。英語を教えることへの情熱が大切です。子供達がすぐに英語を話せるようにならなくても、子供達は自分のペースで学んでいくのでいつか話し始める時がきます。
ルーティーンを決める
家での英語の時間を決めてあげるのも大切です。短い時間で何回も続けた方が子供達も続けやすいでしょう。特に小さなお子さんは15分くらいで十分です。帰宅したら英語の時間にする。お部屋の一角に英語コーナーを作ってそこには英語の本やDVD、ゲームを置いてあげる、というふうにしてもいいですね。繰り返しが大切なので、英語を繰り返し聞いて学べる環境を作ってみることが大事です。
英語で話しかける
歌を歌ったり本を読んだりもできますが、毎日の会話で英語を使ってみるという方法でも英語を学ぶことができます。起きて!とか片付けて!のように普段日本語で伝えていることを英語で伝えてみることから始めてみませんか?子供達はいつも耳にすることを学びます。日本語も英語も学んでいる子供達なら、もっと多くの言葉を聞く必要があるということです。話す時に英語も使うと自然と英語を聞く量を増やすことができますね。
今回は子供達への声掛けに使える英語のフレーズをまとめました。
日常生活の英語
Take out the trash.
意味:ゴミを出して
Can you take out the trash tomorrow morning?
明日の朝ゴミを出してくれる?
Can you please do the dishes?
意味:お皿を洗ってもらえる?
pleaseなしで、Can you do the dishes?でも良いです。
Can you do the dishes? I’ll do the laundry.
お皿を洗ってもらえる?私は洗濯するね。
Do the laundry
意味:洗濯する
上の文と組み合わせて、Can you do the laundry? 洗濯してくれる?という表現ができます。
Tidy up you room
意味:部屋を片付けて
子供の部屋を片付けてほしい場合に使えます。
Could you tidy up your room?
部屋をきれいに片付けて。
can以外にもcouldを使ってみると新しい単語が覚えられそうですね。
couldの方が丁寧な言い方です。
Clean it up
意味:きれいに掃除して
例えば液体などをこぼした時などにきれいにしてという場合に使います。
Your little brother spilled his drink. Can you clean it up?
弟が飲み物をこぼしちゃったから、きれいにしてくれるかな?
Make the bed
意味:ベッドを整える。
シーツや布団を整えるという意味。
Can you make the bed before you leave?
出かける前にベッドを整えてくれるかな?
Get dressed
意味:着替える
It’s time to get dressed. We have to leave in 10 minutes!
着替える時間だよ!あと10分で出かけなきゃならないよ。
他の表現
You have to be ready for school in 〇〇 minutes.
学校へ行く準備をあと〇〇分でして!という意味になります。
Are you warm enough?
意味:寒くない?
直訳すると十分に温かいですか?季節の変わり目など、子供が薄着の時に寒くないか確認したい時に使ってみてください。
Walk the dog
意味:犬を散歩させる
犬を飼っている方なら頻繁に使えるフレーズです。
猫を散歩させる方ならdogをcatに変更して使えますね!
Did you walk the dog yet?
犬はもう散歩させた?
Take a few more bites.
意味:あともう少し食べて
食の細い子に使う表現。あと何口かだけ食べてね〜と言いたい時に使えます。
Take a few more bites and you are free to go.
あと何口か食べたら行っていいよ。
遊びの時に使える英語
Go easy on him (her)
意味:彼に(彼女に)やさしくしてね
お友達を叩いている。とか、誰かが怪我をしそうかもという状況の時に使えます。
Be nice to your mom (sister, brother…)
意味:ママ(妹、弟など)にやさしくしてね。
誰かに対して不適切な行動をしている場合には、親切にしてね、やさしくしてねという上記の表現が使えます。
Are you hurt?
意味:ケガした?
子供が泣いているような状況でケガをしているのか確認したい時はこの表現を使いましょう。
Where are you hurt?
意味:どこをケガしたの?
体のどこをケガしたの?という意味です。
Where did you get hurt?
意味:どこでケガしたの?
体の場所ではなく位置を聞いています。どの場所でケガをしたの?という意味。
Gotcha!
意味:捕まえた!
鬼ごっこやかくれんぼをしている時に捕まえた〜!と言いたい時、英語ではGotcha!と言います。
寝る前〜朝の表現
It’s time to brush your teeth!
意味:歯を磨く時間だよ!
寝る前に歯を磨くように伝えたい時はこの表現。
Sleep tight!
意味:おやすみ!
寝る前の一言はこれですね。しっかり寝てねという意味。
Sleep well.という言い方もできます。
Time to get up!
意味:起きる時間だよ!
子供を起こしたい時に使える表現です。
Rise and shine!も起きてという意味で使えます。
Sleep well?
意味:よく眠れた?
Did you sleep well?とも言いますが、did youを言わずに、Sleep well?と短縮して言ったりします。
褒める
Good job!
意味:よくやった!
褒めたい時に使える便利な表現です。
Wow! That’s a huge leap forward!
意味:わー、一歩前進したね!
何かができるようになって、大きく前進した時に使える表現。
That’s my boy (girl)!
意味:よくやったね!
スポーツの試合などで良い結果を残した時に、よくやったね!と言いたい時に使います。これぞ私の息子だ!というニュアンス。
Common, you can do it!
意味:ほら、君ならできるよ!
子供を勇気づけたい時、言ってあげてください。
Thanks for helping me.
意味:手伝ってくれてありがとう。
何かを手伝ってくれた時に言ってみましょう。
Thank you for contributing to our family.
意味:家族に貢献してくれてありがとう。
君が助けてくれることによって家族がどれだけ助かっているかということを表現できるとてもポジティブな表現。
I’m proud of you.
意味:よくやったね!
何かを成し遂げた時、よかったね!よくやった!という意味で使える褒め言葉。
You are kind.
意味:優しいね。
誰かに優しくできた時、褒めてあげる時にはこれですね。
You are creative.
意味:クリエイティブだね。
一緒に遊んでいる時、絵を描いている時など創造的な面が見られたら言いたい表現。
声かけ・愛情表現に使える表現
I think about you when we’re apart.
意味:離れていても君のことを考えてるよ。
まるで愛の告白のようですが、子供が保育園、幼稚園に行っていて帰ってきた時、お仕事から帰って子供に会った時などに使えます。
My world is better with you in it.
意味:君がいることは僕の世界にとって素晴らしいこと。
意訳ですが、あなたがいると私の世界はより良いです。ということ。子供の存在を認めてあげられる表現ですね。
I have faith in you.
意味:信じているよ。
あなたにはそれができるって信じているよ!という意味です。
Trust your instincts.
意味:自分の勘を信じて。
どうしよう?と子供が迷っている時にかけてあげられる言葉です。
You are capable.
意味:君には能力がある。
今やろうとしていることをやるだけの力があるんだよ、ということ。
You are strong.
意味:君は強い。
強い子だね!と認めてあげたい時に使えます。
You can ask for help.
意味:助けを求めていいんだよ。
手伝って!と言ってもいい状況で助け舟を出したい時に。
You are learning.
意味:学んでいるね。
子供が学びながら成長しているのがわかる時に使えます。
I believe you.
意味:君を信じている。
言っていることを信じるというニュアンス。
I believe in you.と言うと君ができるって信じてると言うニュアンスになります。
You are valuable.
意味:君には価値がある。
子供の価値を認めてあげられる素敵な言葉。
You are interesting.
意味:君はおもしろいね。
他の人と少し違っておもしろい、興味深い人だというニュアンス。
You are beautiful.
意味:君は美しい。
存在を認めてあげられる、自己肯定感がアップしそうな言葉。
You are important.
意味:君は重要だよ。
とっても大切な存在なんだということを伝えたい時に。
I’m glad you’re here.
意味:君がここにいて嬉しいよ。
ここにいてくれることが何よりだと、こちらも存在を認める表現。
I love you.
意味:愛してる。
一般的な表現ですが、これが一番ストレートで愛情表現に向いている言葉かもしれませんね。
一緒に作業をする時に使える表現
I see you working and learning every day.
意味:毎日取り組んで学んでいるのがわかるよ。
英語の勉強を毎日やって、少しずつ学んでいっているね〜ということを伝えられる表現。
I am curious what you think.
意味:君がどう思うか気になるよ。
あなたはどう思う?と子供の考えを引き出したい時に。
How did you do that?
意味:どうやってやったの?
そんなことどうやってやったの?すごい!というニュアンス。子供がやったことを褒める時に。
Your ideas are interesting.
意味:君の考えはおもしろいよ。
おもしろいこと考えているね。子供の考えを認めてあげる表現。
I’m excited to see what you do.
意味:君が何をするのか楽しみだ。
あなたが今からやることを見るのはワクワクするよ!やってみせて!というニュアンスの言葉。
It’s fun to do things with you.
意味:君と一緒に作業するのは楽しいよ。
一緒に何かをやっている時に、君とだから楽しいよということを伝えることができます。
いかがでしょうか?
普段から子供たちに英語で話しかけることができますね。まずはできそうな部分から英語を取り入れて、少しずつ英語での言葉かけを増やしてみてくださいね。